脂質異常症情報館

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脂質異常症と喫煙の関係

脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙が動脈硬化の四大リスクファクター(危険因子)です。喫煙(たばこ)は脂質異常症と深い関係にあります。ニコチンは中性脂肪の原料になる遊離脂肪酸を増やしますし、交感神経を刺激して血圧を上げ、血管を収縮させて血流を悪くして、動脈硬化を進める作用があります。一酸化炭素は赤血球のヘモグロビンと結びついて血液が酸素を運搬する機能を阻害したり、血管壁が傷付きやすくします。喫煙(タバコ)によって血液中のコレステロールが酸化されてアテローム性動脈硬化症(粥状硬化症)が進行することや、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減少させて、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やすことが分かっています。喫煙自体が血栓形成性を高めるともいわれています。

喫煙者にガン(癌)・心臓病・脳卒中・肺気腫・喘息・歯周病といった病気の罹患率や死亡率が高いことや、これら病気の原因と喫煙(たばこ)が関係していることが疫学的にも指摘されており、喫煙が引き起こす様々な健康への悪影響によって喫煙者の余命が非喫煙者よりも短いともいわれています。そして、喫煙者本人だけでなく、副流煙(タバコの煙)による受動喫煙の場合でも、喫煙者と同じまたはそれ以上のリスクがあるともいわれていますから要注意です。

もし喫煙者ならば、1日も早く禁煙することをお勧めします。タバコ依存の原因は、タバコ煙に含まれるニコチンです。ニコチン依存は病気です。自力で禁煙できないならば、禁煙グッズや禁煙プログラムを利用するのもよいですし、病院に行くのもよいです。自分に合った禁煙方法をみつけてください。

 - 脂質異常症の原因

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