脂質異常症情報館

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高脂血症に多い胆石症とは

動脈硬化とは無関係に脂質異常症(高脂血症)の人に合併が多く見られる病気に胆石症があります。胆石症とは、胆汁が消化管の胆道(胆嚢や胆管)内で固まって結石を形成する病気です。胆石症は結石ができる場所によって胆嚢結石症・総胆管結石症・肝内結石に分けられます。胆石症のおよそ9割が胆嚢結石症です。胆嚢結石症が一番発症率の高い胆石であるため、胆石といった場合は。胆嚢結石症を指すことが一般的です。

脂質異常症(高脂血症)、特に高トリグリセリド血症は胆嚢結石(いわゆる胆石)形成に関連するといわれています。また、胆石にはコレステロール性結石と色素系結石(ビリルビンカルシウム石と黒色石)があります。
日本の食生活が欧米化するまでは、ビリルビンカルシウム石が一番多い胆石症でしたが、近年はコレステロールが主成分のコレステロール胆石が増え、胆石全体の7割以上を占めています。コレステロール胆石の原因は、高脂肪の食生活や慢性的なストレスといった生活習慣で、ビリルビン胆石の主な原因は、溶血性疾患や細菌感染などがあげられます。

胆石症の症状としては、主にみぞおち・右脇腹・背中・腰などの痛みや、嘔吐や胸部の痛みなどです。突然の激しい右上腹部の痛みで胆石が見つかるケースが多いのですが、胆石を持っていても殆ど症状がない無症状胆石が多いです。胆嚢(胆のう)や胆管の炎症で高熱や黄疸(黄だん)症状が現れることもあります。このように胆石に黄疸や発熱を伴う場合は至急病院を受診する必要があります。

 - 脂質異常症と合併症

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