脂質異常症情報館

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閉塞性動脈硬化症とは

閉塞性動脈硬化症とは、四肢(主に下肢)に血行障害が起こっている状態で、大動脈瘤と同じ循環器系の病気です。閉塞性動脈硬化症の原因は動脈硬化で、基礎疾患として糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、高血圧などの生活習慣病があります。

動脈硬化は全身の血管に起こるのですが、閉塞性動脈硬化症の場合は腹部から下肢の動脈(大動脈下部から大腿動脈の範囲)によく見られる動脈硬化症です。閉塞性動脈硬化症である場合は、下肢の動脈だけでなく、全身の血管にも動脈硬化を起こしている可能性が大きく、冠動脈疾患(虚血性心疾患とよばれる狭心症や心筋梗塞)や脳血管障害を合併しているケースも多く見られます。

閉塞性動脈硬化症の症状としては、しびれや冷感に始まり、間欠性跛行とよばれる、歩行中に下腿(ふるらはぎ)の筋肉が痛くなり、立ち止まると痛みが和らぐ症状が現われてきます。閉塞性動脈硬化症が更に進行して安静時に疼痛が現われる時期には、足の潰瘍や壊死が起こりやすくなるため、必ず治療する必要が生じます。閉塞性動脈硬化症の予防対策は、食生活を改善し適度な運動などをして、脂質異常症(高脂血症)などの危険因子を取り除くことです。

※閉塞性動脈硬化症(ASO):arteriosclerosis obliterans

 - 脂質異常症と合併症

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