脂質異常症情報館

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中性脂肪の正常値

特定検診や会社の健康診断の血中脂質検査で、中性脂肪の値(TG値)が正常値・基準値より高い数値ではありませんか?体内に蓄えられた内臓脂肪や皮下脂肪や肥満の原因である中性脂肪(TG、トリグリセライド)の正常値(適性域)は150mg/dL未満(空腹時)で、150mg/dL以上で高トリグリセライド血症と診断されます。
中性脂肪の正常値・基準値で注意を促されたならば、今までと同じ生活習慣を続けてはいけないサインと受け止めましょう。

中性脂肪の検査は、早朝の空腹時に採血をするのが一般的です。中性脂肪の値(TG値)は血糖(GLU)と同様に、食事に大きく影響される血液検査項目だからです。一般的にTG値は食後2~4時間後にピークに達し、食後7時間後にほぼ食事前のTG値にもどるといわれており、中性脂肪の摂取量が多い場合はより早い1~2時間後にピークに達するといわれています。
高トリグリセライド血症では4時間以上経過しても高値である傾向があるため、中性脂肪の検査は食後8時間以上の時間経過が必要と考えられています。

中性脂肪の値(TG値)は食事だけでなくアルコールの影響も受けます。飲酒歴が長い大酒家ほどTG値が高い傾向があります。肥満傾向の人や妊婦もTG値が高い傾向にあります。

※LDLコレステロール値の計算方法はFriedewaldの式で計算され、空腹時採血かつTG値が400mg/dL未満の場合にのみ適用されます。食後採血やTG値が400mg/dL以上の場合は、直接測定法でのLDL-C値測定になります。

※中性脂肪は内臓脂肪や皮下脂肪といった体脂肪として蓄えられて、必要に応じてエネルギー源として利用されます。食べ過ぎれば体脂肪(中性脂肪)が増えていきますが、減るときは内臓脂肪から先に減ります。

 - 脂質異常症の診断

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