脂質異常症情報館

脂質異常症(高脂血症)の原因・症状・治療(食事・薬)・予防・合併症の情報です

脂質異常症の治療方針

脂質異常症の治療においては、冠動脈疾患の既往の有無によって一次予防と二次予防に二分され、治療方針の基準が設定されています。脂質異常症の治療目的は、脂質の数値を改善することによる動脈硬化性疾患の発症予防です。脂質異常症の治療方針では、一次予防、二次予防ともに食生活や運動などの生活習慣改善が重要視されています。
一次予防の原則は、「まず生活習慣の改善を行った後、薬物治療の適応を考慮する」となっており、生活習慣の改善を評価した後に、動脈硬化性疾患のリスクに応じて薬物治療が考慮されます。二次予防の原則は、「生活習慣の改善とともに薬物療法を考慮する」となっており、生活習慣の改善だけでなく薬物療法を検討します。一次予防と二次予防ともに、生活習慣の改善は食事療法と運動療法が基本になります。食事療法と運動療法を中心に、禁煙や適正体重の維持などに取り組むことになります。

脂質異常症の治療は、食生活や運動といった生活習慣の改善が主体で、必要に応じて薬物療法を組み合わせて、適正なコレステロール値と中性脂肪値を維持して、その結果において動脈硬化を予防し、動脈硬化性疾患を予防することが治療目標になります。そのために治療方針の基準が設定され、脂質管理目標値という数値目標が設定されています。
一次予防は、動脈硬化の危険因子 (冠動脈疾患の危険因子) の数によって低リスク・中リスク・高リスクの3群(カテゴリー)に分けられ、それぞれ管理目標値が設定されていています。二次予防では、LDLコレステロールの管理目標値が非常に低く (厳しく) 設定されています。

 - 脂質異常症の治療

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