脂質異常症情報館

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脂質異常症の運動療法

脂質異常症の治療で、食事療法に並んで欠かせないのが運動療法です。食事療法と運動療法を組み合わせると効果的です。運動療法は確実に効果が期待できる治療法です。体脂肪率を減少させるとコレステロール値を大きく低下させることが可能です。運動によって血行が良くなると、中性脂肪や悪玉コレステロールの分解が活発となり、悪玉コレステロールが減って、善玉コレステロールが増えます。継続的に運動する習慣がつくと、太りにくい体質にもなります。

脂質異常症(高脂血症)に有効な運動は、脂肪を燃焼させる有酸素運動です。有酸素運動としては、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどがあります。
脂質異常症(高脂血症)に有効な運動の程度としては、1日30分、週3回以上を3ヶ月続けると効果が出るといわれています。有酸素運動を行う時間帯は食後が効果的です。食後1時間後くらいで血糖値が上がって、その後に中性脂肪が上がってきますから、その時間帯の運動が良いと考えられます。
運動の程度は、最初は無理をせずに徐々に運動量を増やしていきます。いきなり激しい運動は避けてください。大切なのは長く続けることです。運動を続けるには、自分の生活環境と趣味にあった運動を選ぶのが良いです。

運動を始める前に医師に相談することも、脂質異常症(高脂血症)の運動療法のポイントです。特に、高血圧・糖尿病・心臓疾患がある人は自己判断で運動を始めることは絶対に避けてください。高齢者の場合は、症状が無くても知らないうちに患っている病気があることもあります。医師と相談して、運動しても構わないか、どれくらいの運動をしても大丈夫かを確認してください。
運動後の脂質異常症(高脂血症)に対する効果を確認することも大切ですから、定期的に医師と相談しながら運動を続けていくことをおすすめします。尚、日常生活における身体活動の増加を心掛けることも大切だということをお忘れなく。

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